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自己紹介で名前は覚えてもらえない! じゃあ、どうすれば?



こんにちは。放送作家の板橋めぐみです。 テレビやラジオの企画・構成の仕事を始めて、かれこれ20年以上経ちます。 去年まで5年ほど大学講師として、メディア関連の授業を担当していました。 最近、一般の方々の自己紹介をお作りする 「自己紹介オーダーメイド」というサービスを始めたところです。

皆さんの魅力が開花することを願って、毎回、お花の写真をアップします。



耳にして最も嬉しい言葉、それは「名前」! なんだけど・・・

先日、久々にビジネス交流会に参加して、

自己紹介に関して色々な気づきがあったことは以前書きました。

その時、我ながら愕然としたことが一つあります。

30人ぐらいの方の自己紹介を聞いたのですが、

自己紹介を通じて、お名前を覚えることができた方が「ゼロ」だったのです。

これ、わかってはいましたが、結構驚きました。

どちらかというと私は記憶力がいい方です。(あくまで自己評価)

大学で授業を担当していた時も、学生の名前は2回目の授業までには

ほぼ全員覚えられましたし。

でも、自己紹介ではお名前を覚えられない!!

ここで改めて思い知ったのは、

学生の名前は覚えられないと困るので覚えられただけで、

意識して「覚えよう!」と思わない限り、名前は覚えられないということ。

一方で、「耳にして最も嬉しい言葉」は「その人のお名前」、

ということもよく言われます。

コミュニケーションの本など読むと、

「会話に相手の名前を適宜混ぜて話すと良い」

なんてこともよく書かれていますよね。

でも、覚えられない。

私に限らず、多くの人が「名前」を覚えるのを苦手としています。

これは当然といえば当然です。

お名前や店名といった固有名詞は、その場で初めて聞くケースがほとんど。

これまでの人生で出会ったことのない言葉なのですから、

一回で覚えられないのは当たり前なのです。

なので、私は自己紹介のご相談を受ける時にも

「自己紹介で名前を覚えてもらうことは諦めた方が良い。

覚えてもらえなくても傷つかないように」とお伝えしています。

「名前を覚えてもらえないなら、自己紹介は意味がないのではないか?」

「何のための自己紹介なのか?」

そんな疑問も浮かぶかもしれません。

でも、名前を覚えてもらえなくても、何の問題もないのです。

別の要素で覚えてもらえばいいのですから。

名前以外のどんな要素で相手に覚えてもらうか

あなたも覚えがあると思います。

初めて誰かとお会いしたときには、

おそらくその方の何かしらの特徴、何かしらの情報で

その方を記憶に刻んでいるはず。

「弁護士さん」「ピアノの先生」「社長さん」といった

お仕事がらみ、もしくは

「メガネの人」「ピンクの服の人」「背の高い人」といった

容貌の特徴、でしょうか。

よほどの場合を除いて、名前は覚えられなくても

お仕事内容や容貌の特徴など、何かしら覚えているもの。

なので、自己紹介でがんばるべきは、

名前以外のどんな要素で相手に覚えてもらうか、ということなのです。

自己紹介を通じて覚えてもらいたいのはどんな要素なのか。

それを覚えてもらうために、どんな工夫が必要なのか。

それらは、また別の機会に。

放送作家の「自己紹介オーダーメイド」にご興味のある方は、 こちらまでお願いします!   https://www.megumi-itabashi.com/self-introduction

「ホームページがわかりやすいかチェックしてほしい!」という方のためのサービスも

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