志村けんさんに学ぶ自己紹介の意味


こんにちは。放送作家の板橋めぐみです。 テレビやラジオの企画・構成の仕事を始めて、かれこれ20年以上経ちます。 去年まで5年ほど大学講師として、メディア関連の授業を担当していました。 最近、一般の方々の自己紹介をお作りする 「自己紹介オーダーメイド」というサービスを始めたところです。

皆さんの魅力が開花することを願って、毎回、お花の写真をアップします。

同じ自己紹介を言い続けるのは確かに飽きる、でも・・・

自己紹介やビジネスの紹介の仕方についてご相談を受ける中で、

「もうずっと同じこと(自己紹介)を言い続けているので、

いい加減飽きてきた。ちょっと変えたい」という方に、たまに出会います。

そんな方のお一人を仮にAさんとしましょう。

Aさんは、長らく働く女性の支援をされてきた方。

ご著書もあり、業界内ではお名前も広く知られています。

とはいえ、ご本人は「同じことを言い続けて飽きてきた。

やっていることも変わっていないと思われ、

成長していないようにも見られるのでは」とのこと。

最近はメインの仕事の他に、別の仕事もしているので、

そちらを軸とした自己紹介に変えてみたい、とのことでした。

気持ちはよくわかります。確かに飽きると思います。

本人としてはいろんな経験も積んで成長しているのに、

自己紹介自体が同じなために

「変化や成長していないと思われるのは不本意」となりますよね。

とはいえAさんには「これまでの自己紹介を続ける」ことをオススメしました。

理由は大きく2つ。

一つは、Aさんの「女性支援ビジネス」は、 著書まで生まれ、多くの人の役に立った

いわばAさんの「ヒット作」であり「持ちネタ」。 おそらくまだまだ必要としている人は多いはず、 まだまだ世の中のお役に立てるはずなので、どんどん広めるべきなのです。

二つ目。 Aさんの「ヒット作」「持ちネタ」であるビジネスは、 日本中の人が知っているわけではないので、初対面の方のほとんどは知りません。 そのため同じ自己紹介をしても新鮮に聞いてもらえるのです。

あの志村けんさんも同じネタをやり続けた



仮に本人が飽きても「続ける」というスタイルがオススメな理由は、

芸能界の例がわかりやすいかもしれません。

例えばダチョウ倶楽部の皆さん。

「聞いてないよオ」などの持ちネタをずっとやり続けてきたのは、

亡くなった志村けんさんの教えを守ってきたからなのだとか。

その教えとは「ウケたギャグはやり続けろ」。

「ゲッツ!」でおなじみのダンディ坂野さんも

「ゲッツ!」を20年近く続けているそうですが、

そんな志村イズムを継承してきたからなのでは、と言われています。

https://news.livedoor.com/“一発屋”ダンディ坂野はなぜ生き残るのか%E3%80%80受け継いだ「志村けんの教え」/article/detail/18151992/

志村さんは「まだ全国にこのギャグを見たことがない人がいるから」と

ウケたギャグをやり続けたのだとか。

加えて、おそらくですが、やはりウケたギャグ、持ちネタというのは

みんなが何度でも見たい、ニーズが高いものなのだと思います。

多くの人が欲している、ニーズがあるもの、というのは

やれば喜んでもらえるのですからやり続けるべきなのでしょう。

音楽の世界でも、例えば松田聖子さんは

必ずコンサートで80年代の大ヒット曲を歌ってくれます。

新曲もいいけれど、やっぱり会場が一体となる(ニーズが高い)のは

かつてのヒット曲なんですよね。

一方の自己紹介。 自己紹介は、単なる自己アピールではなく、

「こんなことであなたのお役に立てる存在です」と伝えるのが目的。

自己紹介と持ちネタ披露は一見違うようですが、

「世の中で自分がどう役に立てるか、貢献できるか」という点で

つながっていると思います。 「もう飽きちゃった」「私の新しい一面も知ってほしい」と思った時には 志村さんの「ウケたギャグはやり続けろ」を思い出してみると

「世の中で自分が役に立てることとは?」という視点を取り戻せるかもしれません。

この続きはまた次回。

放送作家の「自己紹介オーダーメイド」にご興味のある方は、 こちらまでお願いします!   https://www.megumi-itabashi.com/self-introduction

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© 放送作家 板橋 めぐみ